40代・50代・60代から始める「AI動画副業」:私が試した「癒しのAIスポーツ動画」と、稼いだ後の「会社バレ対策」完全ガイド

人生100年時代。40代、50代、あるいは60代の私たちにとって、「新しいことへの挑戦」は、もはや特別なことではありません。特に「副業」は、経済的な余裕だけでなく、人生のハリをもたらしてくれます。

こんにちは。私もまさにその世代の一人です。色々な副業を模索する中で、今、私が最も可能性を感じているのが**「AI動画生成」を活用したTikTokやYouTubeショート動画の制作**です。

今回は、私が実際に試している「ある特定ジャンル」のAI動画作成のノウハウと、芽が出た後に**「本業の会社にバレないようにする」ために不可欠なケア**について、体験したからこそ分かる視点で共有したいと思います。


🧠 私が狙う「AIスポーツ動画」というジャンル

私が着目したのは、「スポーツ」という普遍的なテーマです。 具体的には、**「とても綺麗な女性の陸上競技選手やスポーツ選手が、汗を流し、笑顔でスポーツに打ち込む姿」**をAIで生成し、ショート動画として公開する戦略です。

なぜこのジャンルか? それは、見る人に「元気」や「癒し」、「健康的な美しさ」といったポジティブな感情を与えることができるからです。

⚠️ ただし、大前提となる「規律」

ここで、私が最初にぶつかった(そして最も重要視している)壁が「ポリシー」です。

  • 際どいものは絶対にNG: 少しでも性的・過激な表現をAIに作らせようとすると、まずAI自体が生成を拒否します。
  • アメリカのAIは特に厳格: 私がメインで触れているOpenAI(Sora)やGoogle(Veo)のポリシーは非常に厳格です。
  • プラットフォーム(TikTok, YouTube)の壁: 仮に(推奨しませんが)ポリシーの緩いAIで画像が作れたとしても、それを動画にして公開すれば、今度はTikTokやYouTubeのコミュニティガイドライン違反で即座に削除、最悪の場合はアカウント停止(BAN)です。

結論: 私たちが目指すのは、あくまで「健全なスポーツの美しさ」です。この一線を守ることが、実は副業として「長く稼ぎ続ける」ための最短ルートだと実感しています。


🛠️ 私の「AI動画」制作ワークフロー

この副業の素晴らしい点は、顔出し不要、撮影機材不要、PC一台(なんならスマホでも)で完結することです。私が実践している具体的な流れを紹介します。

ステップ1:【画像生成】「選手」を生み出す まず、動画の「核」となる画像を作ります。「汗を流す笑顔の陸上選手、健康的な美しさ」といったイメージを、画像生成AIに指示して作成します。

ステップ2:【動画生成】「命」を吹き込む 次に、この静止画を動画にします。 ここで登場するのが、今話題の Sora (OpenAI)Veo (Google) です。これらが一般化すれば、副業のハードルはさらに下がります。

ステップ3:【編集・完成】「Canva」という最適解 私が強く推奨し、実際にメインで使っているのが Canva(キャンバ) です。

  • AI動画機能: Canvaにも「Magic Media」などのAI機能があり、生成した画像をスライドショー風にしたり、微妙な動きをつけるだけで、ショート動画としては十分なクオリティになります。
  • 編集が直感的: テロップ(字幕)入れ、BGM(音楽)の追加も簡単です。
  • サムネイルも一緒に作れる: これが本当に大きい。YouTubeではサムネイル(表紙)が命です。Canvaなら、動画を作った流れで、そのまま魅力的なサムネイルも作成できます。

💰 気になる「収益化」の現実的なレギュレーション

もちろん、副業である以上、収益化が目標です。TikTokとYouTubeショートの「現実的な」条件も把握しておきましょう。(※一般的な目安です)

1. YouTubeショート (YouTube パートナー プログラム)

  • チャンネル登録者数が 1,000人 以上
  • かつ、以下のいずれかを満たすこと:
    • (A)過去12ヶ月間の有効な公開動画の総再生時間が 4,000時間 以上 (※これは通常動画)
    • (B)過去90日間の有効な公開ショート動画の視聴回数が 1,000万回 以上

体験からの所感: 1,000万回は途方もない数に見えますが、ショート動画は「バズる」時の爆発力が凄まじいのが特徴です。

2. TikTok (Creativity Program Beta 等)

  • フォロワーが 10,000人 以上
  • 過去30日間の動画視聴回数が 100,000回 以上
  • 18歳以上であること

体験からの所感: TikTokは流行の移り変わりが早いですが、ハマればフォロワーの増加スピードはYouTubeより早いと感じます。


🏁 結論:私たち世代だからこそ「コツコツ」が勝つ

「コツコツやれば、どれかがバズって、そこからフォロワーが爆増する」

これは、私がこの副業を続けてきて、心から共感する言葉です。

AI動画生成は、まだ始まったばかりの新しい分野です。 若い世代のように瞬発力でバズを狙うのも一手ですが、私たち40代・50代・60代には、**「継続する力」「丁寧な作業ができる経験値」**があります。

この「コツコツ」が実を結び、月5万、10万と稼げるようになった時…そこで初めて、私たち世代の「次の悩み」が出てきます。それが**「会社バレ」**です。


【最重要】稼げるようになった後の「会社バレ」対策:私が実践するケア

副業NGの会社に勤めている場合、これは収益化と同じくらい重要な問題です。私も徹底的に調べ、実践している(あるいは準備している)対策を共有します。

前提:バレる「3大ルート」を知る なぜバレるのか? ルートは主に3つです。

  1. 住民税(→対策の最重要ポイント)
  2. 社会保険(→今回の副業ではほぼ回避可能)
  3. 人づて・SNS(→物理的なケアが必要)

対策1:【住民税】確定申告で「普通徴収」を選ぶ(最重要)

これが「会社バレ」対策の核心です。

  • なぜバレるか? 副業で稼ぐと、そのぶん所得が増え、「住民税」の額も上がります。何もしないと、増えた住民税額が本業の会社(経理担当)に通知され、「あれ? この人、給与の割に住民税が異常に高いぞ…?」とバレます。
  • どう防ぐか? 副業の所得(収入から経費を引いた額)が年間20万円を超えたら、「確定申告」が必要です。 その際、確定申告書の第二表にある**「住民税・事業税に関する事項」という欄で、「自分で納付」(普通徴収)**に必ずチェックを入れます。
  • こうすれば大丈夫 「普通徴収」を選ぶと、本業の給与分の住民税(特別徴収)は従来通り給与天引き、増えた副業分の住民税の納付書だけが「自宅」に届くようになります。これで、会社に通知が行くのを防げます。

※注意:副業所得が20万円以下でも、確定申告は不要ですが「住民税の申告」は別途必要です。この場合も、お住まいの市区町村の役所に連絡し、「普通徴収」にしたい旨を必ず伝えてください。

対策2:【社会保険】この副業なら心配無用

他社でアルバイト(給与所得)をすると、勤務時間によっては社会保険(厚生年金・健康保険)への加入義務が発生し、そこからバレるケースがあります。

しかし、**今回の「AI動画副業」は個人事業主(雑所得or事業所得)**です。 本業とは別に社会保険料が発生することはないため、このルートでの「バレ」の心配は基本的にありません。これは大きなメリットです。

対策3:【物理・デジタル】「口は災いの元」を徹底

税金対策は完璧でも、一番あっけなくバレるのが「人」の口です。

  • 会社では絶対に言わない: 「ここだけの話」は、翌日には全員が知っていると思った方がいいです。「最近、副業がうまくいっててさ」なんて自慢はもってのほか。
  • SNSでの自慢も厳禁: TikTokやYouTubeでうまくいき始めると、ついX(旧Twitter)などで「フォロワー○万人達成!」「今月の収益○万円!」と発信したくなります。 絶対にやめましょう。本名や顔を出していなくても、何かの拍子で本業の関係者に見つかるリスクがあります。AI動画のアカウントと、自分のプライベートなSNSは完全に切り離し、関連性を持たせてはいけません。
  • 会社の機材は使わない: 会社のPCやネットワーク(Wi-Fi)で、Canvaの作業をしたり、副業の動画をアップロードしたりしてはいけません。アクセスログや履歴から発覚する可能性があります。

対策4:【根本】就業規則の再確認と「自己責任」の覚悟

最後は、精神論ではなく「現実」です。

  1. 自社の就業規則を読む: 「副業禁止」と一口に言っても、「許可制」「届出制」「一切禁止」など様々です。また、なぜ禁止されているのか(競合他社の業務、本業に支障をきたす、会社の信用毀損)も確認しましょう。 今回のAI動画作成が「競合」や「信用毀損」にあたる可能性は低いですが、本業をおろそかにすれば「本業への支障」と見なされます。
  2. 自己責任の覚悟: これらの対策は、バレるリスクを「ゼロ」にするものではありません。もし発覚した場合、就業規則によっては懲戒処分(減給、出勤停止、最悪の場合は解雇)のリスクもゼロではありません。

「何があっても、自分の責任で対処する」。この覚悟を持った上で、慎重に、静かに、そして「コツコツ」と。それが、私たち世代が賢く副収入を得るための鉄則だと、私は考えています。

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この記事を書いた人

中学時代より独学でWebサイト制作を始め、ペットマッチングサイトやフィギュア輸入ECを立ち上げ・運営後、事業売却を経て、企業での経験を積むことを決意。以降15年以上にわたり、Webデザイン、マークアップ、ディレクション、広告運用、営業など多岐にわたるデジタル領域の業務に従事。

現在は、動画・SNS・メディアなど運営して本職をやりつつ副業で生計を立てています。

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